2020/04/15 11:58
今日はブログにはまだアップしていなかった“バックストーリーシリーズ”の
【Hinagiku Collection】です。
私のなかの「 ひな菊の人生 」のイメージ。
Hinagiku Collectionの製作途中、
実はまだタイトルもイメージも何もなかったんです。
ただあの頃
むしょうに太陽のようにあたたかいものを胸に抱きたかった。
そんな嵐のようにいろいろあった時期でした。
Sun Necklaceが出来上がったタイミングで
大好きな場所である図書館へやっっと行ける余裕ができて
でも頭も心もまだぐちゃぐちゃヘトヘト。
どこにも隙間がないや…
なにかゆるいの読みたい…
きれいな黄色の帯と、本の薄さに惹かれて手にとったのが
よしもとばななちゃんの「ひな菊の人生」でした。
読み進めるうちに
当初、主人公のひな菊ではなく
幼馴染であるダリアという登場人物のイメージにぴったり当てはまったネックレスだったのですが
日本語のリズムをもったタイトルにしたいんだよなぁ
でも
ダリアなんだよなぁこのネックレスを身につけてるのは…
などと思いつつ
迷ったときは一度空っぽに熟すまで手放してみる
いつものごとくの“ Wait and see ”で数日ほうっておいてみた。
ふっとある日
そうか、
ダリアはひな菊で、
ひな菊はダリアだったのか!
コインの表と裏
誰もがもつ女性性と男性性
太陽と月・・・
そんな訳のわからない、
でもパズルのピースが
隙間なくピッタリとハマったような、
確信に近い腑に落ちかたをした。
同時に、ひな菊とダリアのような関係の
遥か彼方にいる親友の顔が思い浮かんだ。
太陽でも月でも
どちらでもあって
ふたつでやっとひとつ。
そっかそっか
だから【Hinagiku】でいいんだ。
というバックストーリーがあったんです。
ちなみに
その後に出来た【Hinagiku チェーンネックレス】は
2人をつなぐ縄をイメージしています。
商品説明にも載せている、
小説から抜粋させていただいた「わたしだけの首かざりだ」
とも重なりました。
VIA Inès Longevial
この絵を見たとき
一連のバックストーリーをもしも絵に描いたらまさにこれだ!!!
と
勝手に「わたしのなかのHinagiku」と呼んでいます。
そして
その後センス抜群のセレクトヴィンテージジュエリーショップの"Nomain Vintage"オーナーさまが
【Lama-large Necklace】&【Sun Necklace】を月と太陽に見立ててご購入いただいた後日談付。
これにはタイミングも相まって個人的に大感動。
映画を一本観たようなラストをいただきました。
Khana Jewelry は
ひな菊とダリアのように
わたし個人だけで成り立っているのではなくて、
皆さまがいてはじめて
ひとつのストーリーが出来上がるのだと
お顔も見えないOnline Shopですが
ご注文いただいた方々それぞれの
世界でたったひとつのストーリーを想像しながら
日々深く実感しています。
たくさんの愛と感謝をこめて。
Big Thanks. XXX
Khana