かなり前に、古本屋でふと手にとって購入した

モノクロの写真と少し文章があるだけの本。



タイトルは忘れたけど

イタリア人の価値観や、

人生をいかに楽しむか、生きる歓びなどについて

ポツポツ詩のように書いてある

表紙のデザインも写真も内容も美しい本だった。



その本のなかにあった

いいね、それ!!と、ハッとさせられたことで

私の人生に今も取り入れている習慣がある。



（罪悪感はどっかに放り投げて！）



イタリアには、

何もしない幸せ。Dolce far niente(ドルチェファールニエンテ）という言葉があるようだ。



かの有名な映画ジュリア・ロバーツの『食べて祈って恋をして』にも出てきた。

その映画にこんな会話があった。



🇮🇹「罪悪感を感じているのはアメリカ人だからだ。アメリカ人は楽しみ方を知らないんだ」



🇮🇹「アメリカ人はいつも忙しく働いて、週末はずっとパジャマでテレビの前にいる。

娯楽は知っていても、喜ぶことを知らないんだ。」



🇱🇷アメリカン=🇯🇵日本人。似ていると思いませんか？

意外なとこで共通点があるんだね。



1日は無理でも

まずは10分or30分でも1時間でも

「“何もしない” Dolce far niente」な喜びを味わってみませんか？

（慣れるまでこれが意外とムズカシイけれど、なんでも癖は慣れです）



次は

あえて普段着れない・着ていないお気に入りのドレスやワンピースを着て普段通り1日を過ごす。』



え？なんのためにって？



これはね、

理屈は置いておいて実際にぜひ試してほしいです。



「あぁオンナって悪くないな、むしろオンナでよかった🌹」



普段ガサツな私が背筋がピンとして、歩き方や動作、手の動きまで自然と女性らしくなる。



いつも通り本を読んだり、

お気に入りのソファーや椅子に座ってコーヒーやハーブティーを飲んでいるだけでも

「オンナである歓びと優雅さ」をひしひしと感じ、味わえるのです。



何より他人の目を気にする必要が全くない！

似合おうが似合わまいが、自分の好きなものを着る喜び。



それは最高に気分がいい！



嫌なことや凹むことがあっても、疲れていても、ぜんぶ吹っ飛んでしまうほどのパワーがそこにはある。



最近またアメリカンドラマのSEX AND THE CITYを観てるのですが、

キャリーが寝るときのナイティにパールのネックレスを着けていたり、1日部屋に缶詰でコラムを書いてるときも、カジュアルな服にネックレスをしていたり‥‥



何処にも行けなくたって

ベッドでゴロゴロしながらDVDを観ながらジュエリーを身に着けるだけで

ちょとした歓びを感じることができる。



実はわたくし、

何処に着てくの?っていうヴィンテージドレスや、結婚式にも着ていけないようなドレスをコレクションするのが趣味なんですが、それらをたまーにひっそり着て

普通にすっぴんで洗濯物干したり掃除したり、映画みたりしてます(笑)



着心地？

そりゃあスウェットと違ってドレスですから悪いですよ。

でもこれは

自分のなかに誰もが持っている

オンナの部分💄にアプローチする、

古き良き姫のような優雅な気分になって

自分を歓ばせること、愉しむことが目的なんだと思います。



今、

なかなかコロナで外に行けない状況で

どうやって家で過ごせばいいか持て余しちゃって‥‥楽しみ方がわからないんだよ、って

知り合いが言ってるのを聞いてフッと思い出したこの本のこと。



気分はモデルかハリウッド女優？

それとも映画の主人公になりきってみる？



単純に普段できない試したかった思い切ったファッションを楽しんでみる？



普段描かない絵を描いてみる？塗り絵も楽しいよ🖍️

Instagramで  @ruiyamaoka さんがアップしていた子どもさんとも一緒にできる簡単な絵の描き方ムービーをアップしていたのでレッツENJOY🎨🖌️



外でなく内にある

心がワクワクする楽しみと歓びを味わってみては？



なんでだかご自愛って言葉の響きが好き🖤



皆さまどうかご自愛くださいね。