2024/01/10 14:15
結婚・愛というテーマもあり、今回ご要望も多かったリングが仲間入りした新作コレクション。
ピアスもリングも、デザインはアンティークジュエリーからインスパイアしたのですが、それらは一見ねじれたロープのように見えます。
いろんな愛が束ねられ、編み込まれた一本の頑丈な縄になっていくイメージが湧きました。
例え二度と会えない相手でも心に染められた愛は確かな現実であり消えることはないのです。
縄は永遠に途切れることのない愛の象徴です。
愛や想いが束ねられたロープはどこに行きつくのか。それはだれにもわかりません。
物語を読み進めていくように、いまはまだお楽しみに、なのでしょう。
物語を読み進めていくように、いまはまだお楽しみに、
旅をしていると目的地よりも、そこへ行くまでのプロセスのほうが、後々思い返してみると印象深かったり
笑えたり楽しかったりするものです。
笑えたり楽しかったりするものです。
わたし自身も皆さんも、いつだって最後の瞬間まで
「今この瞬間」の旅の途上なのでしょう。
わたしたちは皆
いつかはひとりで死んでいく生き物ですが、
心にひとりでもひとつでも、大切な想い出や誰かが住んでいれば、それは「独り」ではないのではないでしょうか。
このコレクションのバックストーリーは決して悲しく暗い物語ではないのです。
終わりは始まり。希望と愛の物語です。
終わりは始まり。希望と愛の物語です。
これを書きながら、シンガーソングライターの宮城愛ちゃんの「てぃんさぐぬ花」の曲が流れてきました。
彼女は皆さんが知っている「てぃんさぐぬ花」の歌詞とは違う解釈でアレンジをしています。
彼女は皆さんが知っている「てぃんさぐぬ花」
愛ちゃんとは一度お会いしたことがあり、内も外もとても美しいと感じた女性のひとりです。
母でもある愛ちゃんの母性はマリア様のような普遍的な愛です。
母でもある愛ちゃんの母性はマリア様のような普遍的な愛です。
またサマンサのように自分と向き合うことを恐れない真の強さがあります。
そんなこんなで今回のコレクションのタイトルは愛ちゃんの名前【 Ai 】をいただきました。
意図せず “ LOVE ” と二重の意味にもなりました。
緊張したり不安な気持ちになったとき、精神的に落ち着かない状態や、集中したり考えごとをしているときに
「ライナスの毛布」のごとくジュエリーを無意識に触り一種の精神安定剤のような役割を果たすことがあります。
「ライナスの毛布」
思い当たるかたも少なくないのではないでしょうか。
わたしもInstagramライブのとき、無意識にネックレスに触れながらお話ししていたことを思い出しました。
愛に溢れた真の強さ=やさしさを持ったひとになりたい。
このコレクションは
身に着け、目に触れ、実際に指で触れた感触から愛のヴァイブレーションが伝わり
どんなときも希望をもって生きていけることを思い出させてくれる「ライナスの毛布」のような
わたしにとってとても印象深いコレクションになりました。
どんなときも希望をもって生きていけることを思い出させてくれる
わたしにとってとても印象深いコレクションになりました。
このAi/LOVEのコレクションはすべての方の『今』という素晴らしい人生に!愛を込めて贈りたいと思います。
宮城愛/てぃんさぐぬ花
あとがき:
わたしの「喪失」のストーリーはあまりに赤裸々で賛否両論あるお話だと思う。
正直ここまでプライベートをさらけ出す必要性に3年近く葛藤しました。
正直ここまでプライベートをさらけ出す必要性に3年近く葛藤し
しかし新作を作るプロセスでこの一線は避けて通れないことに気づいたのです。
そしてこれは個人的な最愛の彼への最後のラブレターでもあります。
読んだ誰かを不快にさせることもあるだろう。
それでもわたしはジュエリーを通してワタシというひとりの人間の物語を表現している。
意図せず自然な流れでそんなジュエリーブランドになっていた。
意図せず自然な流れでそんなジュエリーブランドになっていた。
ブランドはわたしの分身であり
そこから「誰か」の物語へとバトンは続き、人の数だけ色々なストーリーが広がっていく。
それをお客さまに教えてもらいながら
おかげさまで今の私とブランドが在ります。
他者の反応、非難・批判・否定を恐れる気持ちはこれっぽっちもない。同意も求めていない。人の数だけ意見があっていい。
だって「最愛のひとを失う」
これ以上に恐ろしいことがこの世にあるでしょうか。
その先には必ず希望と愛にあふれている。
わたしたちが望めば。
大丈夫、うまくいくよ。
心配しないで、全部うまくいってるよ。
皆さまの愛とサポートに溢れんばかりの感謝と愛を込めて。
Khana Jewelry 橋本 佳奈 ✗✗